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愛の続きは。


ふたたび東京に出てきてから出来た友達に、「コウ君」がいます


GAYネット掲示板で出会ったけど、彼は結婚してます
平均的な役職持ちのサラリーマン

子供がたくさん!いまどき珍しいですよね
お子さんの用事で パパが出動しなきゃならない日が増えて
このごろはめったに会えませんが、会ったらいろいろ積もる話をします
(あっちの話題はカワイイ我が子のコトばかりです・・・笑)


初めて待ち合わせ場所にやってきたとき、
真面目な顔もイケたし、好みの鍛えたデッカイ体だし
好きになっちゃうタイプのはずなのですが、
いっしょに居ると肌で感じる
包容力?やさしさ?思慮深さ?のスケールが久々にデカイのが判って

SEXはしたものの
「友達になれそう」って 敢えて言いました
変にヤリ目的が固定する前に、早めにケジメをつけて仲良くなりたかったので

彼に家庭があるのを知ったのは それからでした


☆☆☆


コウは、じぶんがいつ男に興味を持つようになったか、はっきり思い出せないそうです
というか、、、どの時点をもってGAY(またはバイ)と呼べるのか? なんて、
大きな問題ではないー! 
と言います

「相手が男か 女か または友達なのかで、
もちろん対応は変わるけど、
自分の中の愛情の源は同じだ」

ということらしいです


彼のノンケ友達に紹介されて、いっしょに飲んだりもしますけど
いつでもみんなにやさしい男です

S君が失恋したりして落ち込んでいるときは
何も聞かずに 遠いところへドライブに誘い出してくれたり
そのあいだ、出来るだけ他のコトを考えさせようとしてるのか
珍しくおしゃべりになったり

コウ君という あったかい揺りかごの中にいた気分でしたね


☆☆☆


そんな彼も、涙目で S君に相談してきた日があります

僕と会う前の話ですが、
ある年上の男性と知り合って、激しく恋に落ちてしまい
毎週のように会っていたと

会ったら、オレってこんなにも性欲が強かったの?って
驚くくらい求め合って
家庭を忘れて、その男性のことしか考えられなくなったと


その方は完全なGAYで、母子家庭で
都内で親子二人暮し、仕事は自営業だったそうです

付き合って行けばいくほど
お互い 辛かったでしょうね
どっちの気持ちもわかります


で、やっぱり とうとう
何年か経ったある日 ケンカになりました
『これから俺達どうするの?』

愛情は冷めるどころか、ますます本物になっていたね
と当時を振り返ってコウは言いました


相手の理想は、彼氏を実家に迎えて、
将来は2人で母親の介護をして、看取る
あとは男同士でなんとかやっていく

最低線、それくらいの将来設計が無いと 気軽に親にカミングアウトできないよ 
でないと逆に 母親を不安にさせちゃうじゃん? と

当時S君と同じ30歳前後なのに、しっかりした方です。感心します


で、問題は・・・ コウの方でした
オレが結婚さえしていなければ! せめて子供がいなければ!
こいつのところへ走っていって、一緒になろうって言えるのに


愛する気持ちは彼氏さんも同じですよね
でも奥さんと子供がいる人に、いったい何が言えます?


そこまで経緯を聞いて、コウが涙目になって

「あのときオレは ”家庭を捨ててくれ”って あいつに言って欲しかった
そしたら迷わず あいつんところに走っていったよ
いまでももし言われたら、いつでも家族を捨てられる」

S君、ほんとうに驚きましたね
どんな時でも コウは家庭第一だと思ってたから


どっちもが、おまえが欲しいって本気で思っていたのに
結局言い出せなかった 2人が結ばれることはありませんでした

相手はまた一人身に戻り
コウは 以前よりも増して家庭に尽くすようになり


☆☆☆


コウと会うと、相変わらずやさしい。 安心していられます
いまでは男遊びはまったくしていないそうです

相手のたった一言で 子供も捨てられる激しさを持っているんだと 知ったS君は
なんでだろう 彼の事が前よりもっと好きになりました

愛って、美しいだけのものじゃないんだね
ってことを教えてくれたから





by hiv-job-hunting | 2010-08-17 15:04 | つれづれと
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